プロ用のソフトウェア以外を利用して冊子データを作成する需要が増えています。ワード Word ・パワーポイント PowerPoint、Apple PagesといったソフトウェアやCanvaといったクラウドサービスで作成されたデータもコツを押さえれば美しい冊子の印刷が可能です。
プリントエクスプレスはそういったお客様のサポートを長年得意にしています。
弊社の経験から「ここを押さえたらスムーズに制作進行ができて、仕上がりにも大きな不満が生じない、ミスの発生を大きく防げる」そういったポイントをご紹介します。
四隅に余白をたっぷりとる
これが一番重要です。これを常に意識すると冊子の仕上がりがプロフェッショナルになります。逆にいえば四隅に余裕がないレイアウトは稚拙に見えます。また製本作業の特性上、余白を十分にとらないと「必要な情報が読めない・読みにくい」というリスクが大幅に増えてしまいます。
背景は白紙にする
プロ用のソフトウェア以外で作る場合は極力背景は白紙の方が良いです。白紙にするとデザインの質を簡単に上げることができます。レイアウト作業の負荷も下がり面付けの事故リスクも大きく低減できます。背景は可能であれば白紙にしましょう。
ノンブルを極力入れる
ノンブルとはページ番号のことです。これの有無で面付けミスの発生を大きく減らすことができます。また適切なノンブルをつければトラブルが生じたときに責任の所在を明らかにできます。読み手にとってもノンブルがあると冊子を安心して読むことができます。ノンブルは極力入れましょう。
表1・表2・表3・表4という用語を覚える
表紙のことを「表1」裏表紙のことを「表4」といいます。
そして表紙の裏を「表2」、裏表紙の裏を「表3」といいます。
この専門用語を覚えるだけで「玄人感」を著しく出せるだけでなく、印刷会社との意思の疎通が格段に上がります。覚えて損はないです。