印刷発注スキルアップのための教科書が発売されました!

入稿データのつくりかた

待望の一冊です。印刷発注者・受注者必読の内容となっています。現在のデフォルトであるPDF入稿について詳細に記載されているのは、現在この本だけです。

対象読者は「Adobe系ソフトウェアIllustrator・Photoshop・InDesginで印刷データを作成している・管理しているすべての人」となっています。IllustratorやPhotoshopを日常的に使っている人たちには座右の書となるべき内容の良書です。

ただ注意していただきたいのは「この本の記載事項は必須知識ではなく必要知識である」ということです。とはいえ、理解すれば、より思い通りの印刷物を手にできる確率が上がることは間違いありません。

前述したように、PDF入稿をデファクトスタンダードとして、ハッキリと強く打ち出しているこの手の書籍を初めて見る気がします。アートボードを印刷サイズと認識し、PDF描き出し時にトンボを付けるやり方を知っている人が皆無に近い現状が、この本の出版で少しでも解消に向かえば受注側としては嬉しいです。

入稿データのつくりかた CMYK4色印刷・特色2色印刷・名刺・ハガキ・同人誌| 井上 のきあ| Amazon

【本書の主な内容】

■CHAPTER1 入稿データをつくるための基礎知識
作業用ソフトウエアの特長とそのバージョンの確認
入稿データとカラープロファイル
[カラーモード]を選択する
[解像度]を設定する
版を理解する
印刷領域とトンボ
Illustratorでトンボを作成する
PDF書き出し時に追加するトンボ
トンボを使用しない入稿
文字切れを予防するガイド

■CHAPTER2 入稿データを構成する部品
印刷用途で使用できるフォント
組版コンポーザーの設定
テキストのアウトライン化
配置画像の取り扱いについて
画像を切り抜く
リンク画像と埋め込み画像
透明効果と分割・統合
オーバープリントとノックアウト
墨ノセのメリット・デメリット
リッチブラックとインキ総量

■CHAPTER3 特色印刷のための入稿データ
特色印刷について
入稿データのつくりかた(1)基本インキCMYKに振り分ける(2)黒1色で作成する(3)特色情報をファイルに含める
特色インキどうし、あるいは基本インキCMYKとの混色
トラップを作成する
Photoshopのチャンネルを操作する

■CHAPTER4 入稿データの保存と書き出し
さまざまな入稿方法
ジョブオプションを利用したPDF書き出し
ダイアログを手動で設定してPDFファイルを書き出す
AcrobatでPDFファイルをチェックする
InDesign形式で入稿する
Illustrator形式で入稿する
Photoshop形式で入稿する
RGB入稿について
CLIP STUDIO PAINTで入稿データを作成する

■CHAPTER5 いろいろな入稿データ
書籍のカバーをつくる
型抜きシールをつくる
マスキングテープをつくる
活版印刷を利用する
箔押しの入稿データをつくる
サイズを縮小した再録本をつくる