5秒でできる! パワーポイントの印刷データを高品質にする設定

PowerPointPowerPoint・パワーポイントで印刷データを作成することがPDF入稿の普及等もあり普通になって5年以上経ちました。レイアウト機能等の進化により美しい印刷データを作成することが可能になりました。

現在、PowerPoint・パワーポイント作成データで綺麗な印刷をつくる際の障壁になっているのが「貼り込んだ写真画像が粗くなってしまう」という問題です。これはメール添付されることも多いパワーポイント作成ファイルの容量が肥大することを防ぐための、マイクロソフトの親切心ゆえの設定です。

しかし、高品質の印刷データを作成する場合にはこの親切はありがた迷惑設定となってしまっています。印刷のための推奨値を下回る解像度に写真・画像を圧縮してしまうので品質劣化の原因となります。

この基本仕様は設定変更で完全に回避できます。5秒あれば完了します。

 

  1. パワーポイントを起動する
  2. ファイル → オプションと進む
  3. PowerPointのオプションから「詳細設定」を選択
  4. 中段にある「イメージのサイズと画質」に移動する。
  5. 「ファイル内のイメージを圧縮しない」にチェックを入れる
  6. 規定の解像度を「高品質」に設定する

スクリーンショット

 

この設定で貼り込んだ写真・画像が強制的に圧縮されることを防ぐことができます。パワーポイントを利用して写真を使用する印刷データを作成する場合に、ぜひこの事前設定をおこなうことを強く推奨します。
ワード・Wordでも同様の設定で高品質化が可能です。

データ作成完了後、次の作業で印刷用PDFの最適化をすれば完璧です。

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