塗り足しの概念を理解しましょう

塗り足しの概念を理解すれば即中級者になれます

印刷発注者の初心者と中級者を隔てる壁があるとしたら、それはなんでしょうか? IllustratorやPhotoshopのスキルでしょうか。答えは「塗り足しの概念を知っているかどうか」です。お客様のデータをお預かりする立場からいうと、塗り足しの概念の知識があり、それをデータ作成に反映させているだけで「わかっている人・印刷の発注経験がある人」という認識になります。「知るは3分、知ったら一生」という費用対効果の高い知識なのです。

これはよくある印刷データです。オブジェクトの外側にある線が「トンボ」と呼ばれる「断裁する際の目安の線」です。断裁の目安なら一本の線で良さそうなのに二重になっているのがわかると思います。拡大するとこうなります。

刷り上がった紙を仕上がりサイズに断裁する際、このトンボの内々を切れば意図したサイズに仕上げることができます。内々を断裁することによって天地左右に3㎜ずつのゆとりがあることになります。この3㎜のゆとりを「塗り足し」といいます。

塗り足しが必要な理由

「断裁誤差によってシロ(白)が出ることを防ぐため」というのが正解です。印刷のあらゆる工程の中で一番誤差が生じやすいのが「物理的に紙を切る断裁」工程です。印刷の版は細かいドットの集まりですので、ミクロン単位のズレも許されないシビアな世界です。近年、多くの工程がフルデジタル化したことによって、僅かな誤差もほぼ生じなくなりました。昔はフィルムを4枚重ね合わせていたので、いわゆる「版ズレ」という事故が多発しました。それが21世紀になって刷版(印刷の原板)がデジタル出力できるようになったので原理的にズレ無くなったのです。

物理的に切る以上、誤差はなくせない

多くの工程がデジタル化されたとしても、印刷物が紙である以上、意図したサイズに仕上げるためには、物理的な金属の刃で切り落とす以外に方法がありません。人類は月に着陸するまでに進歩しましたが、それでも雨が降れば傘をさす以外に濡れずにすむ手段がないのと同じです。

紙は物理的存在であるので、湿度によって体積やサイズが変化します。そのため断裁機の精度を上げても、紙の質量が外的環境に左右される以上、断裁時の誤差を0にすることは極めて難しいのです。

塗り足しは断裁誤差を表面化させないためのバッファ

上記の理由により断裁時に誤差が生じても、その誤差を見込んだ余裕があれば仕上がりに問題は生じません。僅かな誤差で端に紙の地色(シロ)でて不良品になることを防いでいるのです。そのために天地左右に3㎜ずつの余裕をもたせることを「塗り足し」といいます。

原寸と塗り足しサイズの例
  • A4 原寸 210×297㎜ 塗り足しサイズ:216×303㎜
  • A5 原寸 148×210㎜ 塗り足しサイズ:154×216㎜
  • B4 原寸 257×364㎜ 塗り足しサイズ:263×370㎜
  • 名刺 原寸 55×91㎜ 塗り足しサイズ:61×97㎜

塗り足し(トンボ)の付け方

トンボのついたテンプレートを利用してデータを作成する

Illustratorの為のあらかじめトンボが用意されたテンプレートを利用してデータを作る方法です。伝統的・古典的といえる手法です。特に折り指示があらかじめ記載されたテンプレートは非常に便利です。プリントエクスプレスも下記の場所にテンプレートをご用意しております。

Illustratorの「トリムマークの作成」機能を使う

Illustratorで長方形のオブジェクトを作成。そのオブジェクトを選択して「オブジェクト→トリムマークを作成(C)」でトンボが作成できます。一時、この機能には色々な不具合がありましたが、現在ではワンクリックでトンボを作成できます。ただし折りトンボ等はつけられません。

 

PDF描き出し時にトンボをつける

あらかじめ「ドキュメント設定」でアートボードに四方3㎜の裁ち落としを設定してデータを作成します。そしてIllustrator上でデータの作成が終了したら「別名で保存」で拡張子PDFを選び「プリセットをPDF/X-4」「トンボにチェック」「裁ち落としにチェック」でPDFを作成します。

これだけです。塗り足し外のオブジェクトはトリミングされます。またテンプレートを利用したときに発生しがちな「オブジェクトの裏側にトンボが隠れる」問題も生じません。Adobeはアートボードに裁ち落とし3㎜を設定して、PDF描き出し時にトンボをつけるこの方法を強く推奨しています。印刷現場としてもこの手順で出力されたデータは不確定要素がなくとても扱いやすいです。この機能は実装されて10年以上経ちますが、未だに手練れのIllustratorプロフェッショナルでさえ、ほとんど利用していないのが現状です。一度この工程でトンボをつけることに慣れたら、繰り返し使いたくなることは必須ですので、一度試していただければ幸甚です。

実はトンボは必須ではありません

上記でIllustratorを利用したトンボの使用方法を御案内しました。Illustratorをもっていない場合はどうするの?という声が聞こえてきそうです。印刷会社的にいえば必須なのはトンボではなく塗り足しの確保の方です。 トンボがなくても天地左右に3㎜の余裕があればトンボは後工程で入れることは簡単です。しかし塗り足しを配慮していないデータは場合によっては印刷出来ません」背景に色や文様があり、なおかつ端ギリギリに文字オブジェクトがあるデータが一番対応に困ります。厳密にいえば塗り足しを印刷会社で確保する方法はいくつかありますが、それはお客様の元データに手を加えることと同義ですので、まったく好ましいことではありません。トンボをつけることができるソフトウェアは少数派です。しかし、出力ファイルのサイズに塗り足しサイズを加えることは、PDFを出力できるソフトウェアならほぼ対応できます。A4サイズなら出力PDFのサイズが210×297㎜ではなく、216×303㎜で出力するようにすれば、トンボがなくても印刷会社的には「完全データ」の扱いになります。それぐらい塗り足しの確保は重要なのです。

 

 

Wordで美しい印刷

WordアイコンWord(ワード)はマイクロソフト社のワードプロセッサーソフトです。世界で膨大な利用者を要する得意な人の母数が多いソフトウェアです。オフィスワークにおけるデフォルトのドキュメント作成ツールとして、世界中の事務所で汎用的に使用されています。オフィスワークにおけるドキュメントの作成に特化したソフトウェアですので、オフセット印刷データを作るためには、いくつかの押さえるべきポイントがあります。弊社の長年の経験で押さえておくべき二つのポイントを厳選いたしました。これを押さえれば、プロ用ソフトウェアで作ったデータに劣らない高品質な印刷データ作成が可能となります。

配置した画像の画質を落とさないコツ

MicrosoftのOffice製品はその名の通りオフィスで最も使い勝手良くなるように設定されています。そのため印刷データを作成するためには、足枷となるような初期設定を解除する必要があります。最も厄介なのがデータが重たくならないように貼り付けた画像データを軽くする(画質を落とす)機能がデフォルトで備わっていることです。これは設定で簡単に回避することが可能です。

印刷に最適化したPDFを出力するコツ

Wordで作成した印刷データを モニター上のイメージのまま印刷するのに最も確実な方法はPDFファイルに変換して入稿することです。PDFに変換すれば、意図したものと異なるレイアウトで印刷されてしまうリスクを大きく減じることができます。
しかし、ここでもWordにデフォルトで備わっているPDF変換機能は、やはりファイルの肥大化を防ぐため、必要以上にデータを圧縮してしまいます。これは美しい印刷のための大きな足枷となります。以下の方法でそれを回避することができます。


上記の方法はベターであり、ベストな方法は内蔵PDF変換機能を利用しないで、Adobe Acrobat DCをはじめとした、クオリティの制御が聞きやすい外部のPDF変換エンジンをインストールし、それを利用してPDFファイルを出力することです。

PowerPoint(パワーポイント)入稿のコツ

PowerPoint logoPowerPoint(パワーポイント)はマイクロソフト社製の世界中で愛用されているプレゼンテーション用ソフトウェアです。分かりやすいプレゼンテーションを行うために備えられた各種機能がWordよりも直感的にわかりやすいこともあり、弊社へ入稿されるMicrosoft Officeを利用したデータでは入稿点数もWordにひけをとりません。とはいえプレゼンテーションデータの作成に特化したソフトウェアですので、印刷データを作るためには、いくつかの押さえるべきポイントがあります。弊社の長年の経験で押さえておくべき三つのポイントを厳選いたしました。これを押さえれば、プロ用ソフトウェアで制作したデータに劣らない高品質な印刷ファイル作成が可能となります。

最大の落とし穴は正確なサイズ設定

プレゼンテーションに特化したソフトウェアですので、サイズの考え方が他のソフトと異なります。具体例で申し上げますと「A4と指定したのに主力したドキュメントサイズが違うサイズになる」という問題です。下記でその回避方法を詳細に説明してありますので、ご一読ください。

配置した画像の画質を落とさない設定

MicrosoftのOffice製品はその名の通りオフィスで最も使い勝手良くなるように設定されています。そのため高品質な印刷データファイルを作成する場合に、足枷となる初期設定がいくつかあり、それ解除する必要があります。最も厄介なのがデータが重たくならないように貼り付けた画像データを軽くする(画質を落とす)機能がデフォルトで備わっていることです。

印刷に最適化したPDFを出力するコツ

PowerPointで作成した印刷データを モニター上のイメージのまま印刷するのに、最も確実な方法はPDFファイル形式に変換して入稿することです。PDFに変換すれば、意図したものと異なるレイアウトやフォントで印刷されてしまうリスクを大きく減じることができます。
しかし、ここでもデフォルトで備わっているPDF変換機能は、やはりファイルの肥大化を防ぐため、必要以上にデータを圧縮してしまいます。これは美しい印刷物の制作ための大きな足枷となります。以下の方法でそれを回避することができます。


上記の方法はベターであり、ベストな方法は内蔵PDF変換機能を利用しないで、Adobe Acrobat DCをはじめとした、クオリティの制御が容易な外部のPDF変換エンジンをインストールし、それを利用してPDFファイルを出力することです。

解像度について

解像度の理解=美しい印刷物

印刷における解像度の理解が足りないことによって生じる最も多い例が「モニター上では綺麗に見えていたのに、実物の印刷物の画像が粗い」というクレームです。5年ほど前までは最も多い納品後のトラブルでした(近年減っている理由は後述します)もちろん印刷会社としては、そのリスクを事前にチェックするノウハウがありますので、印刷工程に進める前に必ず確認するようにしています。

あからさまに粗い場合はハッキリと「このデータでは綺麗に印刷出来ません」とお伝えすることができます。しかし、微妙な粗さだと最終的にはお客様の判断に委ねるしかありません。結果、仕上がりをみて「予想以上に粗い」という事例が発生します。特に難しいのが一つの印刷物にたくさんの写真が使われている場合です。文句なしの画質の写真の中に微妙な解像度の写真が混ざっていると難しいです。そういう場合はあらためて綺麗な写真を用意するのが困難な場合が多いのです

適切な解像度とは

印刷会社的には「175線」「350dpi」がお題目のようになっています。この数値を遵守すれば多くの問題を考えるまでもなく回避できるからです。ただ数値が足りていても「画像自体がピンボケ」等の素材に問題がある場合は手の施しようがありません。

ほんとうに必要な解像度の話

目安となる「350dpi」というのは「1インチ(2.54㎝)四方に350のドットがある」という意味です。一方モニタの解像度は長らく「72dpi」」がデフォルトでした。ただモニタの4K化やスマホの高解像度化により、現在では72dpiでは少ないというのが新しい常識です。とはいえ5倍にあたる350dpiはまったく必要ありません。

過去の低解像度トラブルの大半は「72dpiで作成されたWeb用の画像を印刷データにそのまま原寸で配置した」場合がほとんどでした。特にチラシの重要箇所である「お店までの簡易地図」をWebからそのまま貼り付ける事例が非常に多かったです。必要とされる解像度の5分の1しかないので粗くなって当然です。

近年は回線の高速化やモニタの高精細化でWebで使用される画像の画素数が全体的に上がっています。更に印刷データに貼り付ける際に縮小すると実効解像度が上がるので、こういった理由で解像度トラブルは全体的に減っています。

350ppiなくても

欧米というか日本以外では印刷用の必要解像度は「300dpi」です。Adobeのソフトウェアで高解像度を選ぶと350ではなく300という数値が出るのはこういった理由です。実際、画像特に階調のある写真では300ppiと350ppiの差はわからないです。日本でプラス50ppi加算されているのは、日本人の美意識である品質を尊ぶ気質と、何かの理由でデータを拡大した場合に耐えうるリスクヘッジ的な側面が理由のようです。

目視で解像度を見分ける簡単な方法
倍率設定

これは「印刷データを300%~400%に拡大してみる」です。Acrobat Reader等のショートカットは〔Ctrl+Y〕Macの場合は〔Command+Y〕で数値を指定すれば拡大されます。拡大された状態で綺麗ならば問題なし。若干粗くても文字情報が無い画像の場合は、致命的なほど酷くはならないです。

過剰な解像度は無意味

ありがちなのが「チラシ一枚のデータなのにファイル容量が数百メガバイト」というデータです。重たいデータは100%過剰な品質の画像を貼り付けてあります。いくら高画質の画像を貼り込んでも、印刷の刷版で不必要な画素は全てダウンサンプリングされますのでまったく無意味です。大は小を兼ねますので、過剰品質なら現場で引き算をすれば適切な品質には出来ます。しかし、足りない画素を無から創り出すことはできませんので、軽すぎるデータよりは多少重たいデータの方が印刷屋としては助かるというのが本音であったりします。

PDFの知識が基本です。

PDFが印刷世界の共通言語です。

PDFアイコンPDFというファイルフォーマットは多くの人がご存じでしょう。しかしPDFの知識が印刷知識の基本といわれると首をかしげる人もいるかもしれません。PDFファイルは「どのような環境で開いてもレイアウトが維持される汎用共有書類フォーマット」を目指して1993年にAdobe社が開発したものです。その後、Adobe社主導で印刷世界の共通言語としての地位を固め2020年代においては揺るぎないデファクトスタンダードとなりました。

PDF前史としてのPostScript

PDFはその祖先にPostScriptという言語が存在します。PDFよりも歴史のある言語で、デジタルの世界で二次元を表現するための最初に作られたお約束といえば分かりやすいでしょう。そして2000年代前半まではDTPの世界はPostScriptで全てを記述することがスタンダードでした

PostScriptからPDFへ

PostScriptは汎用性を最大限重視していたので、紙の代替としての電子書類および印刷データのフォーマットとしては使い勝手が悪い点が多々ありました。とくにいわゆる透明効果・レイヤー効果を原理的に理解できないので、高度化するDTPソフトウェアのフォーマットとしては明らかに限界がありました。

そこでAdobe社は自社製のフォーマットであるPDFをDTPのフォーマットとしても積極的に利用する方向に舵を切りました。Illustrator9からエンジンがPDFに変更になりました。そして過渡的なゆえに評判が悪かった9を超えてIllustrator10からは安定した出力が担保され、最終フォーマットとしてのPDFの地位は盤石となりました

PDFへの切り替えが遅れに遅れた日本の印刷業界

Adobe社は2006年に早くもPDFの内容を印刷用に出力することを目的としたAdobe PDF Print Engine(APPE)というエンジンを作りました。透明を理解し出力も安定したAPPEは欧米では早くから普及しました。しかし日本では、その普及が10年以上遅れました。理由は日本の印刷業界は一度導入した印刷用機器を大切にメンテナンスして、長期間使い続けるという文化が根強く、PostScriptに最適化したシステムの償却までは、簡単には移行できなかったのです。また最終データに印刷現場が責任をもつという文化が根強く、最終データの修正のやりやすいソフトウェアのネイティブデータの入稿が長らく主流だったことも大きな理由の一つです。

PDF/Xを理解すれば全てが見えてくる

世界トレンドから遅れた日本のPDFと印刷の関係性も印刷機材の償却が終わる2010年代中盤から、PDFを中心としてしたワークフローに確実に移行が進みました。特に安定した出力が得られるメリットは、全国から多種多様のデータを集めるネット印刷業界とは相性がよく、ネット印刷(印刷通販)業界の拡大と共にPDF入稿もごく一般的になったようです。

印刷に特化したPDF/Xという規格

上記のようにPDFと印刷は極めて相性がよいのですが、Adobe社はPDFをDTP用のフォーマットとしてだけではなく、世界標準の「電子の紙」とする野望もありました。そうしてPDFの機能も拡張してきたのですが、当然、印刷に関係の無い機能は印刷データとしては出力エラーの原因となってしまいます。そこでAdobeは、まず従来PostScript機器とも互換性が保てるPDF/X-1aという規格を推奨しました。これは透明は理解できない規格ですが、その欠点ゆえに従来機器からも出力できるという過渡的な規格でした。過渡的な規格にもかかわらず2020年においてもPDF/X-1aを推奨する印刷所が散見されますが、これは明らかに勉強不足というべきでしょう。

究極の最終フォーマットPDF/X-4

更に過渡的なX-3を経て現在業界基準となっているのがPDF/X-4です。透明やレイヤーを保持できるので、出力したPDFに忠実に印刷することが可能です。APPEも提唱されて既に15年超の枯れた規格ですので、ほぼ出力エラーは回避できます。

手持ちのソフトウェアではPDF/X-4出力できないんだけど・・・

これはよくある誤解ですが、印刷機にかける刷版の前にこのフォーマットに変換されていれば問題ありません。お客様側で可能な最高品質のPDFで描き出していただければ、印刷会社の方で適切に変換されますので、ご心配には及びません

PDFの確認はAdobe純正のAcorobatを利用しましょう。

このように安定した出力をお約束できるPDF入稿ですが、それはAcrobatで再現できる見た目を印刷するという前提に立っています。そのため他社製のPDFビューワーや、特にMac内蔵のビューワーで見た場合と実際の印刷結果がことなるエラーが稀に発生します。とりわけMacユーザーはAdobe純正のAcorobat Readerを必ずインストールしましょう!

Acrobat Readerのダウンロードはこちらから

 

2020年ゴールデンウィークの日程です。

お客様 各位

 

お世話になります。

弊社の2020年のゴールデンウィーク休業はすべて暦どおりとなります。

平日は営業・祝日および土日は休業です。

例年とは空気感が異なる連休となりますが、
お客様におかれましても罹患されぬよう、心より祈念しております。

 

プリントエクスプレス 代表 中村

 

 

 

データ無料最適化サービス

プリントエクスプレスの最大の特徴は
「弊社の経験則で最適化できると判断したデータをお客さまに戻さない」点にあります。
下記のようなデータは他社では「データ不備」として完全データの作成を再度求められることが普通です。

トンボがない

塗り足しが確保されていない

サイズが違う

*折りの指示が無い、または不明確

*白黒印刷(グレースケール)なのにデータに色が残っている。

弊社はこれらのデータに関して、入稿時にできていないことをお客さまに求めるのは間違っていると考えております。10年超の経験から、弊社でデータの最適化を行っても問題のないデータの取捨判断には自信があります。

どこまでデータを正確に作れば問題ないのか、必要に迫られた時のみ印刷データを作るお客さまに判断ができないのは当たり前です。プリントエクスプレスはその判断を弊社が代行します。経験則に基づき現場に受け入れられるようにデータの最適化したうえで、工場にデータを渡します。

 

業界唯一! 入稿データの最適化(無料)

 

トンボがない場合の補填

単にトンボがないだけの場合は、弊社でつけます。弊社御利用のお客さまの多くがトンボを弊社が補填することが前提のご注文です。

塗り足しが確保されていないの補填

塗り足しとトンボは表裏の関係にあります。背景が白地以外のデータは、断裁誤差でシロがでないように、天地左右に3ミリずつ余裕を持たせなければなりません。トンボが二重になっている理由がこれです。実は塗り足しを確保する意味を理解しているかどうかが、「完全データ」と「不完全データ」の分岐点といっても過言ではありません。

背景に色がついていても単色なら弊社にて塗り足しを補填することは簡単です。またデータ上の端に断裁誤差で切れたら困る「文字・図画」が配置されていない場合は、適切に拡大することで塗り足しを確保できます。背景が複雑かつ少しでも拡大すると断裁時に必要な情報が切れてしまう場合は、それはあからさまにデータの作り方が悪い場合ですが、一般的なソフトウェアで意識せずにデータを作成しても、必要な余白を確保できる場合がほとんどです。

サイズが違う場合のリサイズ

多くのお客さまが「デフォルトのA4サイズでデータを作成する」ことが普通です。これを設定でB5やA5、A3に変更するとなると、途端にデータ作成の敷居が上がります。しかし縦と横の比率さえ正しければ縮小拡大はさほど難しいことではありません。特に縮小する場合に問題はまず生じません。拡大する場合は画像の解像度が下がるので注意が必要です。しかし弊社では拡大して解像度が問題ないかどうかを見極めるスキルがありますので、そこは信頼していただいて大丈夫です。

折り指示がない場合の折り指示の追記

一番多い折り方である「二つ折り」の場合は明確な折り指示がなくても、問題なく折れる場合がほとんどです。どちらを外側にして折るかの情報さえあれば他社様で「折り指示が不明確」ということで不備となるデータも的確に対応いたします。

鬼門の三折

折り指示で鬼門になるが三折り「特に巻三折り」です。巻三折りの場合は「巻き込む箇所を3ミリ小さく作る」というお約束があります。その知識がなく三等分でデザインをしてしまうお客さまが多いです。一番大切なのは「多少の折ズレ位置が生じても問題のないデザイン」にすることです。3ミリの誤差が致命的なデザインの場合でも、プリントエクスプレスなら無料で微修正が可能です。

白黒印刷におけるカラーデータの変換

これは印刷の現場であればクリック一つで変換可能な問題です。しかし、多くのネット印刷会社はその作業を行わないです。「意図しない階調に変換された場合の責任」が問題化することを恐れているのです。弊社はそのあたりを経験則と迅速な校正発行でリスクを封じ込めています。白黒印刷を所望される理由の多くが「コストの削減」ですので、仕上がりが劣化するのを織り込み済みのお客さまが多いことを弊社は経験則で熟知しているからです。

データ修正中の人

新聞・会報 スクラム製本(綴じ無し冊子)

 

商品概要

スクラム製本(綴じ無し冊子)は新聞・会報・広報紙・フリーペーパー等で利用される「針で綴じない」冊子です。製本の仕組みは中綴じ冊子と同じです。空綴じ・新聞形式製本・綴じなし製本等の呼称も一般的です。 金属製の針を使わないため、お子様や年配の方々がケガをするのを防ぐことができます。またエコロジーの面から、用紙再生利用の妨げにならないという大きなメリットがあります。

 

用途

弊社におけるスクラム製本冊子のご注文内容のトップは「PTA会報」です。次に多いのが学校の広報紙・社内報・自治会報等です。新聞と体裁が似ているので「オフィシャル感」を表現するのにも適した形態です。

紙の規格・サイズと用途の一覧

 
規格 サイズmm 展開サイズ 用途
A4 297 × 210 A3:420x297 自治会報・商品カタログ・フリーペーパー
B5 182 × 257 B4:257x364 PTA会報・社内報・学校広報・ニュースレター

用紙の選び方

冊子でよく使われる紙の種類は主にコート紙・マットコート紙・上質紙の3種類です。

 

コート紙(光沢紙)とは

表面が光沢感のある用紙です。写真が美しく映える紙のため、商業用としてはもっとも汎用性があります。あらゆる用途に利用可能な無難な用紙です。

 

マットコート紙とは

コート紙より光沢感をおさえた、ツヤ消しに近い印象の紙です。上品・清潔な印象を演出できます。医療系・美容系・女性向けといった用途にもっとも適しています。

 

上質紙(普通紙)とは

上質紙は、アンケート用紙など書き込みに適した、いわゆる普通の紙です。新聞的な風合いを出すためには最も適してしますエコロジー・オーガニック感を演出できますので官公庁用冊子・NPO法人で使う冊子にも適しています

 

紙の厚みの選び方

用紙の厚さの目安は、以下の通りです。

連量 特徴・用途
70kg 薄い紙ですが新聞として十分な機能を果たせます。価格が安いです。
90kg 多ページの冊子に適しています。スクラム製本の用紙として汎用性があります。迷った場合には90kgを選べば問題ありません。
110kg ある程度しっかりした厚みがあります。商品カタログや写真主体の広報紙によく使用されます。汎用性の高い紙厚です。
135kg しっかりした厚みがあります。冊子として紙厚がありますので、8頁までのご利用が一般的です。新聞のイメージとは違う用紙ですので御注意ください。

ご注文はこちらから!

対応ソフトウェア一覧

弊社が入稿を受け付けているソフトウェアの一覧です。

Adobe

  • Illustrator
  • Photoshop
  • InDesign(PDFに出力した場合のみ対応可能)

PDFファイルへの出力前提で対応

  • Affinity
    • Affinity Designer
    • Affinity Photo
    • Affinity Publisher
  • Apple Pages
  • Microsoft Office
    • Word
    • Excel
    • PowerPoint
  • ジャストシステム 一太郎・花子

 

注:上記以外のソフトウェアでもPDF出力前提に最大限対応致します。

特定商取引法に基づく表記

特定商取引法に基づく表記

サイト名 印刷通販プリントエクスプレス
運営会社 プリントエクスプレス
販売責任者 中村健郎
ホームページ http://www.printexpress.co.jp/
電話番号 078-778-8158
本店所在地 〒651-1123 神戸市北区ひよどり台1丁目6番地125-502
商品代金 各商品ページに表示
商品代金以外の必要料金 特殊発送費 (離島など遠隔地の場合や、荷姿が特別に大きい場合、配送先が多数にわたる場合、別途送料が発生します。)
販売数量 サイト内で指定
商品のお届け時期 サイト内の納期説明ページに記載
お支払い方法 代金引換、銀行振込、クレジットカード、NP掛け払い
お支払い期限 代金引換の場合は商品到着時、銀行振込、クレジットカード決済の場合は商品発送前のお支払(入金確認後に発送致します)となります。
返品・返品期限 個別オーダー品のため原則として不可とさせていただきます。 ただし、弊社の責による不良品につきましては、再印刷をさせていただきます。 お手数ですが、商品到着後7日以内にご連絡ください。
返品送料 弊社の責による不良品の場合は、弊社負担とさせていただきます。
キャンセルについて ご発注後、一定の時間が経過した商品に関しては原則対応致しかねます。